隣国のカジノをめぐる中国の報道について

朝、アミューズメントメディアの役員の方からこんな問い合わせが来た。


いわく
ちょっと感想を伺いたいのですが。
1月26日に中国文化観光部が、中国人カジノ客をもっぱらターゲットにしている近隣国をブラックリストに追加したと 
"blacklist system for cross-border gambling tourist destinations"
についてアナウンスを出したんです。ブラックリスト自体は昨年から漏れ伝わっていたことで、ジャンケットの活動を制限することが目的です。
が、当方が重要だと思ったのは、追加された「中国国民への渡航制限」の部分です。ジャンケット事業者の活動を禁じるだけにとどまらず、その地域に行くことを制限するというもの。
これ、マカオではどう受け止められていますか?
ちなみに、日本ではIRの動向をウォッチしている人たちの間でも、まったく話題になってません。けっこう、ドエライ問題だと思うのですが。
どこも記事で取り上げないので自分が書きました。

 
 たまたま一昨日の夜、遅く帰宅したのですが、家内とこの話しをしていました。結構どころか、相当にしてやばい話しです。

 これは元々昨年の8月に中国政府文化観光部・外交部・公安部・移民管理局から共同で一度出ていたんです。
 現在、ターゲットはおそらくカンボジア・ベトナム・フィリピンの、ある種の〝無法地帯〟のエリアを指すと言われております。但し、明確にどの国を指すとは言っておりません。

これは昨年の8月の第一報です。

 マカオがこれに入るか、入らないかは意見の分かれるところです。韓国やオーストラリア、果ては日本も入るのではないか?と言う懸念が出ております。

 そこで様々なソースから調べると、まず現時点でのターゲットに最初に来るのはやはりカンボジアやベトナムだそうです。この地域への投資を誘われて行ってみたらいきなり殺されたりと中国人の傍若無人ぶりが凄まじく、もはや無法地帯になっており、流石にこれは動かざるを得なかった、と言うところ。同胞同士で殺し合うんですから、やばいですよね。
 次に中国国内でジャンケットは禁止項目ですから、それを抑制すること。そしてマネロンの防止ですよね。特に各記事とも〝外国〟と言う記述から、マカオはこう言う時だけ『外国じゃなくてここは中国だ』と都合の良い事を言い出しますから、つまりはマカオは含まれないと考えるべきでしょう。

 しかし韓国や日本はどうでしょう?維新、橋下のアホどもは相変わらずIRに夢をみている様ですが、これはそのビジネスに於ける生殺与奪権を相手に預ける事になりますから、まだ分からんかな〜?と思ってしまいますね。愚かの上にも愚かです。

 つまるところ、尖閣諸島に解放軍が来て日本がスクランブル発進した。なんて事態で、昨日まで100万人来ていた中国人観光客が今日は全員引き上げてゼロになった、と。そう言うリスクを描けないのは、事業家としても、まして為政者としても愚の骨頂であります。

 秒単位で変わる世界の情勢を常に読み取っていかないと、グローバルな仕事はできません。コロナ感染者の4,500円の政府支給の食事代から中抜きを懸命に考える連中には逆立ちしても無理でしょう。

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